SAP on AWS認定に合格し12冠になりました
目次
こんにちは!スカイアーチHRソリューションズのRyojiです!
なんとかAWS認定12冠達成し、今年4月に開催されたAWS Summit Tokyoで、
無事に2023 Japan AWS All Certifications Engineers に選出していただくことができました。
そこで、今回の記事では12個目に取得した「AWS Certified: SAP on AWS – Specialty」についてと、
私が行った学習方法について書いていきたいと思います。
「7か月でAWS認定資格12冠達成への道のり」というタイトルで、同じくAll Certifications Engineers に選出された弊社エンジニアが書いたブログ記事もありますので、気になる方はそちらも併せて読んでみてください!
本題の前に
AWSの規約によって、認定試験の内容については、口外してはいけないことになっています。
また、実際に私が受験したのが数か月前になり、試験の内容についてはどんどん変わっていくと思いますので、
試験を受ける際には最新の情報を確認するようにお願いいたします。
SAPとは
そもそも試験についての前に、SAP on AWSの「SAP」とは何ぞやというところから書いていきます。
SAPは、ドイツに本社を置く、ヨーロッパ最大のソフトウェア会社です。
企業の基幹システムであるERP分野では世界一を誇る大企業です。
そして、ERPとは、Enterprise(企業) Resource(資源) Planning(計画)の略で、
企業の経営資源を一元に管理し、企業全体の最適化を実現するための経営手法です。
簡単に言うと、SAPとは企業の様々なシステムを作る世界一の会社で、
SAP on AWSとはそのSAP製品をAWS上で動かすことだということです。
新規でAWS上に構築する場合もありますし、
現在は既存のオンプレミスで動作するSAP製品をAWS上に移行(マイグレーション)が
ビジネス上の課題になることが多いです。
詳しくは知りたい方は、下記に公式ドキュメントのリンクを貼りますので、お読みになってみてください。
認定試験について
「AWS Certified: SAP on AWS – Specialty」は2022年4月に新たに登場した試験で、
AWS認定の中でも、機械学習と並んで特徴のある試験だと私は思っています。
その理由として、試験に合格するためにはAWSの知識だけでなく、SAPというものがどういうものなのか、
ということを理解しておかないといけないからです。
試験について詳しくは、下記を参照ください。
学習方法
①Skill Builderで試験の流れを掴む
私が行った学習方法として、まずはSAP on AWSをよく知る為に、
AWS公式の「AWS Skill Builder SAP on AWS (Technical)」にて学習を開始しました。
公式のトレーナーの方が文章と動画で分かりやすく説明してくれ、軽めの練習問題もあり、
とても参考になりました。
②実際に受験した方のブログを読み込む
下記2つのブログ記事を参考にさせていただきました。
この方々の記事では、様々なSAP製品について詳しく書かれていたり、
公式サイトのリンクなども細かく載っているので非常にありがたく読ませていただきました。
③公式ドキュメントを読み込む
AWS公式に「SAP on AWS 技術文書」というものがあります。
こちらには、SAPの移行方法や、様々なトラブルシューティングなどが載っています。
実際の試験でも、やはりドキュメントから出題されることが非常に多いので、
こちらは特に隅から隅まで読んでおくことをお勧めします。
④サンプル問題を解く
①~③で学習をして、ある程度理解が深まってきた後で、
公式のサンプル問題を解くことで自分の理解度の確認を行いました。
受験
上記学習を行い、受験し、760点とギリギリの点数ではありますが、
なんとか合格をすることができました。
最後に
実際に業務において、AWS上でSAPを扱う機会はなかなかないのですが、
今回学習する中で、SAPというものについても知識を得ることができましたし、
なんといっても無事に12冠達成できたので、非常にいい経験ができました。
この記事が読んでくださった皆様の少しでも参考になれば嬉しく思います!