AWSハンズオンレベル別おすすめ一覧

2023.09.05
AWSハンズオンレベル別おすすめ一覧
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はじめに

こんにちは!スカイアーチHRソリューションズのKotaroです。

AWSのハンズオンをやりたいとなったときにどこから探せばいいか分からなくなることがあると思います。

JP Contents Hub」でAWS公式の日本語ハンズオンが一覧であったり、「AWS サービス名 ハンズオン」で調べれば出てくるかとは思います。

しかし、量が多すぎてどこからやればいいか分からなかったり、難易度が分からない場合があると思います。

また、市販のAWS本はほとんどが基本的なサービスの説明や資格対策本となっているような気がします。

そこで今回はAWSのハンズオンをやっているサイト・本を一覧でレベル別(初級・中級)に紹介したいと思います。すべてのハンズオンを網羅できているわけではありませんが、私が実際に行ったものの中からおすすめを紹介していきたいと思います。(2023/9 時点の情報となります) 

※エンジニア4年目の私の独断と偏見でレベルを分けておりますのでご容赦ください。

※エンジニア初学者向けの内容となります。

レベル1(初級レベル)

AWSを初めて触る方に向けたハンズオンを紹介します。

AWS 初心者向けハンズオン

AWS公式のハンズオン集(2023/9 時点で24個)。アカウントの作り方から始まるためハンズオンを始めるのに適しています。ハンズオンの数も多くあり、扱うサービスも多く実際に手を動かしてみたい方におすすめです。

動画で行うため、安心感があります。(実際の操作を目で見れる)

また無料ですので、気軽に始めることが出来ます。

収録日が2020年のものも多いため、UIの変更などはありますがエラーで進めない程ではないという感じです。

値段:無料

【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座

次はUdemyからの紹介となります。こちらはSAA(Solution Architect Associate)レベルのハンズオンが体験できます。資格対策で購入されている方も多いようですが、ハンズオンがたくさんありとても力が付くと思います。

何かを作るというよりは一つ一つのサービスをハンズオンで説明している動画です。

47.5時間のオンデマンドビデオがあるため、分量が多いのは注意が必要ですが、UdemyのAWS関連では一番レビューの多い講座です。(2023/9 時点)

値段:セール時であれば2000円以下での購入が可能です。

CloudTech

次はCloudTechの紹介となります。こちらはくろかわこうへいさんという方が作成された教材で基本的な3層アーキテクチャからDocker、ECSまで学ぶことが出来るサイトになっています。会員タイプによっては資格試験の問題が解けたり、有識者に質問することが出来ます。

AWSだけでなく、Linuxなどの勉強も入っています。(学習ロードマップあり)

上記2つと比べて値段は高いですが、資格対策もあるため資格もこれから取ろうという方には良い選択肢だと思います。

値段:1万円前後(90日)

レベル2(中級レベル)

レベル1ではEC2,RDS,S3,ALBなどのサービスを主に使用していましたが、中級レベルではコンテナやサーバレス、機械学習などを扱うハンズオンを紹介します。

実践的チュートリアル

AWS公式のハンズオンです。5分ほどで出来るものから数時間かかるものまであり、ハンズオン数は180個程あります(2023/9 時点)。

サービスやクラウドレベルで絞り込むことが出来るので、深堀したいサービスに絞ってハンズオンを進めることが出来ます。

一部、日本語対応していないものもあるので注意が必要です。

値段:無料

AWSコンテナ設計・構築[本格]入門

2021年10月出版の本となります。こちらはコンテナを使った本格的な構築が出来ます。GitやDocker,レベル1で学んだ内容が分からないと最後まで完走するのが難しいです(実体験)。

日が経っていますのでバージョンエラーも出ますし、構成が複雑なため打ち間違いなどでエラーが出た場合、切り分けも大変です。

ただその分内容が濃く、ここまでコンテナに特化した教材は現状ないのではと思っています。

440ページほどですが、ボリュームとしては多いです。

値段:3,300円

AWS Lambda実践ガイド 第2版

2022年3月出版の本となります。こちらはLambdaによるシステムの設計構築が体験できます。扱う言語はPythonでAPI Gateway,DynamoDBとの連携などを構築していきます。

インフラエンジニア(クラウドエンジニア)の方は言語を書くという事があまりないと思いますので、開発側の知識も勉強することが出来ます。

コードを書く部分が多い為(SAM)、IaCの勉強にもなります。

512ページとかなりのボリューム感となっています。

値段:3,960円

おわりに

上記のハンズオンを行った場合、かなりのボリュームになるため主要なサービスは手が動く状態になるのではないでしょうか。

資格取得した後などでハンズオンを行うことで私は知識が定着してきたように思えるので、上記のハンズオンを通して理解を深めてみてください!

資格取得についてはこちら!

あとハンズオンは基本的にAWS公式からやるのがいいと思いました!無料ですし、この記事で紹介していない内容のハンズオンもまだまだあります。

どんどん手を動かして実践していきましょう!

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著者:Kotaro
ポケモンが好きなAWSエンジニア