AWSエンジニアとして採用されるための条件とは?

2022.09.14
AWSエンジニアとして採用されるための条件とは?
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AWSとして求められる最低限の技術力とは

 エンジニアの求人はここ数年、IT人材不足が多くメディアで叫ばれるようにもなり、増加傾向にあり、また報酬も高い傾向にあります。特に成長分野の一つであるAWSを扱えるAWSエンジニアは、企業からの募集が絶えません。そんなAWSエンジニアとして採用されるための条件を、技術力だけでなく、プロジェクトを進める上で求められるいくつかのアプローチから、分解してお伝えしたいと思います。

AWSとして求められる最低限の技術力とは

 当社が案件紹介、人材紹介をしている中で、AWSエンジニアとして採用されるためには、まずはAWS実務経験が2年程度あることが、一つのハードルになると考えています。

現状のAWS人材の問題点として、どの企業に属していても、またフリーランスの方でもなかなかAWS未経験からAWS実務経験することが難しいのが、AWS人材の裾野が広がっていない状況だと考えております。

逆にAWS3年程度の経験があれば、市場価値の高いエンジニアとして企業からAWSエンジニアとして自走できると評価され、引く手あまたな存在になっている状況です。

 企業がいう”自走”とは、例えば次のような内容が想定されます。

  1. 一定のAWSの実務と知識を持っていること
  2. 開発の実践経験があること
  3. 分からないことがあっても、AWSなどが提供しているリソースを用いて問題解決に取り組めること

 1、2について、過去の経験から開発上でよく出てくる課題の理解や、AWS自体の理解が深まっていることを証明できれば要件をクリアできます。特に1について、自身の経歴を口頭や文章で説明するだけではなく、AWS認定資格を受験し、認定を受けることもおすすめです。

 >AWS認定資格に関する記事はこちら

 認定資格は領域とレベルごとに分けられており、何よりAWS公式の認定が受けられるため、企業とエンジニア双方がミスマッチなくレベル感を確認できる方法と言えます。

 3については、AWSエンジニアとしてだけではなく、技術者としての姿勢と言えるでしょう。AWSはアップデートのスピードが速いため、より自主的に技術を学ぶ姿勢が問われています。

 >AWSの知識を継続的に学び続けるコツに関する記事はこちら<

 当社では、エンジニアご自身の自主的な姿勢頼みではなく、弊社にて就業支援させていただいたエンジニアの方を対象に、学習を支援するコンテンツを複数種類用意しています。

 AWSの認定資格取得のための独自のノウハウや勉強法やオススメツールなどを提供しております。これに加えて、AWSエンジニアの有識者やトップエンジニアも参加するエンジニア同士のコミュニティも運営しており、自由に質問や議論が行えます。

 実際に利用している方からは「プロジェクトに参画中、困ったことがあると質問している」といった利用の声が届いています。AWSに関する技術的なフォローを実施しております

 1〜3の条件はエンジニアとして基本的な要件と思われるかもしれませんが、AWSの開発においては「AWSのアップデートが多い」「スピード感を持った開発が求められる」ため、基礎・基本の姿勢と技術力が重要視されると、当社では分析しています。

技術力以外の条件は?

技術力以外の条件は?

AWSに関する技術力以外に持っていると歓迎される条件は、次のようなものが挙げられます。

  • 進行管理スキル
  • 開発組織のマネジメントスキル
  • ドキュメント管理スキル
  • プロジェクト内、関係部署等との折衝スキル

 挙げた4つはあくまで例ですが、共通しているのは、開発をチームで進める上で必要なスキルということです。

 AWSはシステム全体、その上で展開される事業やサービスを実現するツールです。

開発の最終的なゴールは、開発の完了ではなく、事業やサービスといった本業を顧客に提供することです。AWSはスピード感を持ってサービス提供までを実行できる手段と言えます。日々企業の人事担当者との会話から、デリバリーまでを見据えて開発に携われるエンジニアがより求められているのを実感しています。

AWSの実務経験がない人はAWSエンジニアになれないのか?

AWSの実務経験がない人はAWSエンジニアになれないのか?

AWSの実務経験がない人は、AWSエンジニアになれないのかというと、そうではありません。当社では弊社に入社したAWS実務未経験者からAWSエンジニアへ育成をしており、実際の案件に参画する方も多数輩出しています。当社では、彼らが未経験から案件配属になるまでの手厚いサポートがそれを可能にしています。

未経験からAWSエンジニアに:独自のAWS研修の実施

当社では入社いただきましたAWS未経験者向けに独自のAWS研修体制を用意しております。AWS研修に関しては、AWSジャパンの担当者にもご協力、監修していただいております。未経験者向けにも知識習得のためのプログラムやAWS実務のハンズオン研修を用意しています。弊社でご実績のあるフリーランスの方々にもAWS資格取得のノウハウなども共有しております。今後に関してはフリーランスのAWSエンジニアの方や大学生向けにAWS検証無料アカウントやAWS資格の試験代の負担などAWS特化型のエージェントとしてAWSの特典もご提供する予定でございます。

未経験からAWSエンジニアに:認定資格合格率97.3%のプログラムを受講可能

当社は人材研修のプロが監修した、認定資格合格率97.3%を誇るプログラムを有しています。スカイアーチHRソリューションズにご入社いただいた方は、このプログラムが受講可能です。認定資格を受けるまで、最短ルートをご用意しています。

 こうした実績が認められ、当社は2022年3月に新設・発表された、AWS人材提供パートナーの第1号企業の一つに数えられています。

未経験からAWSエンジニアに:実績多数・スカイアーチネットワークスのプロジェクトに、社員と一緒に参画できる

 知識を習得した後は実践です。当社では親会社であり、AWS アドバンストティアパートナーでもあるスカイアーチネットワークスと連携し、実際のプロジェクトに、スカイアーチネットワークスの社員エンジニアと共に参画いただけます。

 経験豊富な社員と現場に入ることで、実務のサポートを得られ、安心感を持って実践経験を積むことが可能です。企業側にとっては、未経験のAWSエンジニアがいたとしても、経験豊富なスカイアーチネットワークスというバックアップがあるため、安心してプロジェクトを任せられるのです。

 AWSエンジニアとして未経験の方は、これらサポートを受けながら、経験者に求められる要件を一つひとつクリアしていっていただければと思います。

 いかがでしたでしょうか。AWSエンジニアの経験者も、未経験者の方も、企業に採用されるためにご自身のキャリアアップのため、必要な要件を整理していただけたら幸いです。

 本稿でご紹介したサポートや、実際に案件に参画したいと思った方は、ぜひこちらからお気軽にお問い合わせください。皆さんからのお問い合わせをお待ちしています。

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    著者:hotaruikanookizuke