AWS Hands-on for Beginners 「Amazon Kendra で簡単に検索システムを作ろう!」やってみた
目次
はじめに
はじめまして。スカイアーチHRソリューションズのHashimotoです。
株式会社ギークフィードのアドベントカレンダーに参加させていただきました!
この記事はギークフィード Advent Calendar 2023の13日目の記事です!
本記事では、Amazon Kendra で簡単に検索システムを作ろう!AWS ハンズオン資料を実際に構築した際の話を書きます。
Amazon kendraとは
Amazon Kendra は、様々なデータソースを横断的に検索できるエンタープライズ検索サービスです。「あの資料を見たいけど、社内のどこにあるか分からない」など、クラウドストレージやメールなどに散らばった情報を横断で検索できるので業務効率を上げられるAI検索サービスなります。
また、「Lamda関数で使用できる最大容量は?」のような自然言語で検索した場合にも、その質問を読解して、データの中から検索し「〇〇です」というように回答します。データ内に正確な情報がなかった場合は、最適な資料のリストを提示します。
実際の作業の流れ
作業は下の6セクションを動画を見ながら構築していきます。
01_データ増大におけるビジネス課題とAmazonKendraの概要
02_ハンズオンで構築する構成の紹介とインデックスの作成を行う
03_ドキュメントを取り込むその1
04_ドキュメントを取り込むその2
05_Webアプリケーションをデプロイしてみる
06_リソースの削除、本シリーズのまとめ、次のステップのご案内
各セクション動画が4~8分程度で、簡単に構築することができます。
01~04まではAmazonKendra基本としてドキュメントを取り込む構築まで行います。
05は応用編としてwebアプリケーションをデプロイするため、Amazon Cognito というアクセス管理のサービスや AWS Amplify というアプリケーションを連携することで検索システムをデプロイします。
ハンズオンをやってみて
01~06セクションの作業としては動画がわかりやすく説明してくれているので、1時間もかからないで構築できると思います。05_「Webアプリケーションをデプロイしてみる」でもハンズオン内で使用する CloudFormation の URL があるため、細かい設定を気にせず、Amazonkendraをまず試したい!という方におすすめです。
(補足)Amazon Kendra の料金
Amazon Kendra の料金は次のページで確認できます。
Amazon Kendra の料金 – アマゾン ウェブ サービス
Developer Edition でインデックスを構築する場合に1.4 USD/時間かかり、1 日(24 時間)に換算すると33.6 USD/日です。また、コネクタの同期やスキャンしたドキュメントにも追加料金があります。
そのため、個人のアカウントで自己学習目的でハンズオンをする方は、構築した後削除することをおすすめします。
最後に
ここまで見て頂いたように、Amazon Kendraを使用すると簡単に独自の検索エンジンを作成することができます。
生成AIに興味ある人や社内のナレッジ等簡単に見つけられるサービスを導入していきたいと考えている人はぜひ一度Amazon Kendra で簡単に検索システムを作ろう!AWS ハンズオンをやってみてください。