【AWS認定資格】AWS初心者が行き着いた必勝勉強法をまとめてみた
目次
こんにちは、スカイアーチHRソリューションズのkuramochiです。
私は昨年9月にAWS認定資格を全て取り終えましたが、今年に入って新試験のDEAが登場し、もはや全冠を名乗れなくなってしまいました。DEAに向けて改めて勉強をする前に、自分がたどり着いた必勝勉強法をまとめてみたいと思います。
皆さんそれぞれ得意な記憶法などバラバラですし、自分にあった勉強法がある方も多いと思います。この記事は、
- AWS初心者で資格勉強中だが、中々資格が取れず行き詰っている
- 問題集を何周しても合格できない
- 今の勉強法を変えて新しい勉強法を試したい
という方の参考となることを目指しています。
ちなみに私は、今の勉強法に行き着いた結果、IT業界未経験者ではありましたが、だいたい2週間に1つのペースで資格取得を進めることができました。スコアについても、ANSを除けば安定して800点台をとることができました。実績のある(?)オススメ勉強法です!
教材
私の場合、教材はCloudLicenseでしたが、解説が充実してさえいれば何でもいいと思います。
CloudLicenseの他には、Black Belt、各種ブログも適宜参照します。生成AIも有効ですが、間違っている可能性はあるので、公式ドキュメントなどで確認する必要があると思います。
準備開始日から受験当日までにやること
後述の方法でメモを作成しながら、最新30セクション(1セクション7問)をまず一周し、以降は間違った問題に絞って全問正答するまで解きます。メモを作成しながらだと、正答率は2週目で9割を超えるので、たくさん周回する必要はありません。
受験当日までに自分専用のメモが出来上がるので、試験の直前にメモの中身を確認すれば、合格はすぐそこです!
問題を解く流れ、メモの作り方
問題を解く流れは以下の通りです。
- 問題を一つ解く
- 正誤に関係なく解説を確認(正解した場合もまぐれ正解が怖いのでさらっと確認)
- 出題されたサービス・機能に知らないものがあればExcelなどにメモ
工程3のメモをするときは、以下のルールを守るようにします。
- メモの内容は、「サービス/機能の概要」と「(あれば)類似サービス/機能との違い」(Excelでメモを作る場合、類似サービスはなるべく近くにまとめるとわかりやすい)
- 解説文からコピペせず、自分で考えて書く
- メモの中に自分が理解できない単語を入れない、カタカナや略語を使って分かった気にならない(別の言葉に言い換えられるか、具体的に説明できるかで、自分の理解を適宜確認)
- なるべく短く、端的に書く(私の場合は原則1セル2行以内で、どうしても書ききれないとき、違いも書くときは2セル使用でやってました)
- 自分で理解できるように書く(自分さえわかればOKですが、「短く」を重視しすぎると意味不明なメモになりがちです。私は翌朝に読み直して、意味不明なメモは書き直していました)
サービスを分かっていれば2行書くぐらいすぐですが、分かっていないと意外と大変です。私の場合、CloudLicenseの解説が難解で理解できず、Black Beltを見たり、ブログをあさる必要がありました。2行のメモを作るのに30分以上かかるというようなことも何度もありました。大変でしたが、この過程で理解が深まり、頭に入っていきました。
メモの例は以下の画像の通りです。一応参考までに掲載しますが、メモのルールを決めて守ってさえいればフォーマットは何でもいいと思います。最新30セクションを全問正答するまで解くと、ほとんどの試験で100行程度のメモが出来上がりました。
最後に
実務まで考えれば、最も良い勉強方法は直接サービスを触ることです。ただ、AWSの経験が0または浅い場合、何をどうやって触っていいかわからないと思います。だからと言って、問題集を何周もするだけでは、問題集の問題自体を覚えてしまい、AWSの知識が身につかないということになりがちです。
上記の方法なら、
- 考えながらアウトプットするので、サービス/機能の知識が記憶に定着しやすい
- 他サービスとの違いをメモに入れるので、類似サービスとの混同が起こりにくい
- 自分の理解が浅いサービスを、試験当日にメモでサラッとおさらいできる
などのメリットがあります。ぜひ、お試しください!