【Amazon Bedrockエージェント】AWS Chatbotを利用してSlackからBedrockを使えるようになったのでやってみた

【Amazon Bedrockエージェント】AWS Chatbotを利用してSlackからBedrockを使えるようになったのでやってみた
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はじめに

こんにちは!クラウドビルダーズのKawabataです!
SlackでBedrockが使えるようになったというニュースが舞い込んできたので早速やってみました!

↓↓↓ニュースはこちら↓↓↓

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/09/aws-chatbot-amazon-bedrock-agent-microsoft-teams-slack/

Bedrock エージェントの作成

1. Bedrockのコンソールからエージェントを作成します

2. 「Agent builder」の画面から以下設定して「保存して終了」を押下

    – エージェント名

    – モデル

    – エージェント向けの指示

    – 「Additional setting」の「ユーザー入力」を「Enable」にします

3. 「保存」->「準備」->「保存して終了」の順に押下

4. 「エイリアスを作成」を押下

5. 「エイリアス名」を入力して「エイリアスを作成」を押下

IAMポリシー、IAMロールの作成

1. 以下IAMポリシーを作成します

Resourceは作成したBedrockエージェントのものに書き換えます

今回は「bedrock-agnet-invoke-policy」という名前で作成しています

{
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
        {
            "Sid": "AllowInvokeBedrockAgent",
            "Effect": "Allow",
            "Action": "bedrock:InvokeAgent",
            "Resource": [
                "arn:aws:bedrock:aws-region:111122223333:agent-alias/AGENT12345/ALIAS12345"
            ]
        }
    ]
}

2. 上記ポリシーをアタッチしたIAMロールを作成します

今回は「bedrock-agent-invoke-role」という名前で作成しています

AWS Chatbotの設定

1. AWS Chatbotのコンソールから「チャットクライアントを設定」で「Slack」を選択

2. ワークスペースへの権限リクエストについて聞かれるので、「許可する」を押下

3. 「新しいチャンネルを設定」を押下

4. 以下項目を設定して「設定」を押下

    – 設定名

    – Slackチャンネル

    – チャンネルロール

      -> 作成したIAMロール

    – チャンネルガードレールポリシー

      -> 作成したIAMポリシー

Slackの設定

1. 選択したSlackチャンネルから「チャンネルの詳細」->「インテグレーション」->「アプリの追加」の順に押下

2. 「AWS Chatbot」を選択する

3. 以下文章をSlackで送信してBedrock Agentを接続する

@aws connector add connector_name arn:aws:bedrock:aws-region:111122223333:agent/AgentID AliasID

質問してみる

以下文章を送信することで質問できます!

@aws ask connector_name your_message

つまずいたポイント

1. ポリシー作成時のarnはエージェントのarnではなく、エージェントエイリアスのarnを書き込む

※ALIAS12345の部分は「エイリアスID」になります

エージェントARN

arn:aws:bedrock:aws-region:111122223333:agent/AGENT12345

エージェントエイリアスARN

arn:aws:bedrock:aws-region:111122223333:agent-alias/AGENT12345/ALIAS12345

2. SlackでBedrock Agentを設定する際の名前は1-20文字

さいごに

今まではSlack上でアプリを作ったり、Lambdaを作成したりしないといけなかったですが、
簡単にSlackからBedrockを利用できるようになりました!

いろんな活用方法をこれから検討していきたいと思います!

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著者:kawabata
2023年 Jr.Champions選出 2023, 2024年 All Certificate選出 最近はもっぱらCDKとAIばかりです