GitHub Foundationsを受けてみた
目次
はじめに
こんにちは、CloudBuildersのsugawaraです。
先月は「Git/GitHub強化月間」だったため、少しずつGit/GitHubの学習を進めていました。そんなとき、GitHubにも資格試験があることを知り、せっかくだから受けてみました。今回はGitHub認定資格について、また、その初級資格であるGitHub Foundations Certificationについて紹介します。
GitHub認定資格とは
概要
GitHub Certificationsとは、GitHubが提供する認定資格プログラムであり、GitHubの技術やワークフローに関する専門知識を証明することができます。元々はパートナー企業向けのものでしたが、2024年1月に一般公開され、現在は誰でも受験可能となりました。
Foundations試験のみプロクターがいない試験のようで、自宅でのオンライン受験となります。その他の試験は自宅でのオンライン受験(PSI)かテストセンターでの受験が選択することができます。(今回初めてPSIを利用しましたが、ちょっと扱いづらい印象です)
なお、選択できる言語は英語のみのため、多少は英語が読めることが望ましいです。問題文も選択肢も短い英文が多いので、英語で学習を進められれば特に問題はないレベルです。
試験の種類
現在公開されている試験は下記の4種類となります。
- GitHub Foundations
- GitHub Actions
- GitHub Advanced Security
- GitHub Administration
また、GitHub Copilot Beta Partner Releaseも最近追加されていました。名称からパートナー企業のみのベータ版のようですが、今後は他の試験同様に誰でも受けられるようになりそうです。
なお、料金は一律で$99となっているようですが、Foundationsだけは期間限定で半額の$49.50でした。いつまで割引期間なのか記載がないため、詳細は不明です。気になる方は早めに受験の申し込みだけして、後で受験するというやり方もいいかもしれません。
学習リソース
下記は実際に自分が取り組んだものとなります。
- Git/GitHubの入門書籍(『ゼロから学ぶGit/GitHub 現代的なソフトウェア開発のために』)
Git/GitHubってなに?から学ぶために使用。図解がとてもわかりやすかったです。詳しくは以前の記事をご参照ください。 - Microsoft Learn
GithHub Foundations用のラーニングパスで学習をしたが、試験用という感じではなく、あくまでGitHub全般について広く学ぶことが出来ました。詳しくは以前の記事をご参照ください。 - Udemyの模擬試験
資格試験のため、どういう感じの問題なのかをつかむためにセール時に購入してやってみました。正答率はそれぞれ第1回 65%、第2回 71%、第3回 70%、第4回 75%でした。このコースでは、合格パーセンテージで75%以上となっていたため、ちょっと焦りましたが、実際には65%かと思われます。75%以下だと不合格と出てしまいますが、安心して学習を進めてください! - Github Foundations Practice Test
無料で模擬試験が受けられるものがあったため、とりあえず試験前日にやってみました。87/116で正答率75%であったため、なんとかなるだろうと思って本番に臨めました。この模擬試験は解説がなかったり、使いにくいUIのため、学習初期段階はあまりおすすめはしません!ある程度わかるようになってから最後の知識チェックで使うと良さそうです。
試験結果
試験時間は120分ですが、およそ40分ほどで終了。結果は40/60で正答率67%でした。おそらくかなりギリギリだったと思われます。なお、60問となっていますが、実際には75問が出題されました。15問は採点されていない問題のようです。問題文や選択肢が比較的短文だったので取り組み易いとはいえ、75問はなかなか多かったですね。
おわりに
今回はGitHub認定資格について紹介しました。
学習する過程で、普段は利用していないけど使えると便利そう!という機能がいくつもありました。試験の受験はマストではないですが、試験問題に目を通すと思わぬ発見があるかもしれません。是非一度学習してみてください!
自分は次はGitHub Actionsの試験を受けてみようかと考えています!