【AWS re:Invent2024】英語苦手でも楽しめる!初参加レポート
目次
こんにちは、CloudBuildersのktakedaです。
先日、AWS re:Invent2024に参加してきました。英語に自信がなく不安は多くありましたが、十二分に楽しむことができました!
今回は、re:Invent内での活動についてまとめさせていただきます。
来年度以降、参加される方の参考になりましたら幸いです。
はじめに – AWS re:Inventとは
AWS re:Inventは、AWSが毎年開催している世界規模のクラウドカンファレンスです。例年、アメリカのラスベガスで開催されています。
AWS re:Invent 2025 | December 1 – 6, 2025
主なイベントとしては以下があります:
- 基調講演(Keynote):機能のアップデートや新サービスの発表が行われます。re:Inventの中で一番の見どころです。
- セッション:AWSに関する様々な分野の技術的なセッションを受けることができます。
- Expo:パートナー企業による展示やデモなどが行われています。
また、他にもさまざまなイベントがあります。
セッションは事前に予約する必要があり、10月頃から予約が開始されます。予約開始直後からすぐに満席になるので興味のあるセッションはすぐに予約したほうがよいです。
ただ、予約をしていないセッションでも当日並ぶことで参加できることも多々ありましたので予約が取れなかったセッションでも諦める必要はありません!
また、基調講演(Keynote)は事前の予約ができません。当日開始前に会場前で並ぶため早めに行く必要があります。
会場での活動
私は、期間中は基本的には予約していたセッションに参加し、空き時間でExpoなどの見学に行きました。
過ごす中でいくつか感じたことがありましたのでそちらを記載させていただきます。
時間管理が重要
会場が5つのホテルに分かれており、場所によっては移動にバスで30分ほどかかることもありましたので時間管理が非常に重要です。遅れてしまうと予約しているセッションでも参加できないこともあります。
一つの会場内でも複数のフロアに分かれており、セッションが行われる部屋が見つけることができず右往左往することも多々ありました。そのため私は余裕をもって20~30分前にはセッションのあるホテルに入り、部屋の場所を確認するようにしていました。
セッションによっては10分前に予約していない人たちの案内も始まるので遅くとも10分前までには着いておきたいです。
少し時間が余ることもありましたが、部屋の前にはお菓子やコーヒーなどが置いてあるのでゆっくり過ごすことができます。椅子などもありましたが数が少なく、壁の前にそのまま座り込んでいるという方も結構いらっしゃいました…。
セッションは詰め込みすぎない方がいいかもしれない
セッションの予約時に手あたり次第、興味のあるものを予約していましたが会場間の移動のことなどを度外視しており、どうしても参加できない…ということがありました。同じ会場内であればその限りではないのですが、セッション間は1時間くらいは開けておいたほうが余裕は持てると思います。
下記はAWS Eventsアプリのスクリーンショットです。Caesars ForumからVenetianは5~10分くらいで移動できるのですがだいたい時間ぴったいくらいまで話していただくので片方のセッションは諦めました…。
また時間的な制約以外にも、移動すること自体で結構体力を使いますのでところどころ休憩時間があるとセッションにも集中できると思います。
一つのホテルのみでしたが、AWSの認定資格保持者であれば入れる認定者ラウンジで休むこともできます!
予約していないセッションへの参加も意外とできる
予約がしていないセッションでも部屋の前で並ぶことで、セッションの席が満席になっていない場合に参加することができます。
そのため、予約時に既に満席になってしまっていたセッションでも諦める必要はないです。
私は会場間の移動を考えられていなかったので予約していたけど時間的に向かうのが厳しい場合などは、度々予約していないセッションに切り替えました。こちらの場合は遅くとも20分前位には並ぶようにしていました。
ただ自分はすべて入ることができたのですが、30分待ったけど結局は入れなかったという声も聞きましたのでとても人気のあるセッションなどは並んで入るのは難しいかもしれないです。
特に行きたいセッションがないという場合には、各会場にあるContent Hubに行ってみることをお勧めします。Content Hubは大きい部屋の中でいくつかのセッションが行われているので興味があるセッションが見つけることができるかもしれないです。セッションやっているのをチラッと外から眺めるだけでも少し楽しいです。
再びAWS Eventsアプリのスクリーンショットですが予約しているセッション以外に気になるセッションをお気に入りに登録することができるので、予約できなかったセッションだったり既に予約しているセッションと時間が被っているセッションも積極的にお気に入りに登録することがおすすめです。
基調講演(Keynote)を見る方法は複数ある
基調講演は現地で見るほか、各ホテル会場のContent HubやWeb上でLive中継されています。
基調講演の現地では、翻訳機がいくつか用意されているのでそれを獲得できれば現地で日本語訳で聞くことが可能です。ただ、基調講演は事前予約ができないので現地で見るには早い時間から待つ必要があります。
私は一度だけ、現地で基調講演を見ましたが翻訳機を受け取ることができず臨場感を楽しめたものの内容はあんまり理解することができませんでした。
各会場のContentHubではLive中継されていますが翻訳機はないので座ってゆっくり見ることはできますが英語がわからないと難しいかもしれないです。私は、別会場で基調講演直後に予約していたセッションがありましたので一度だけContentHubで見ました。
英語苦手な方への個人的なおすすめはWeb上で見ることです。わざわざ現地まで行ってWebなのかという話ではあるのですがWeb上では翻訳もあり、字幕も出るので内容はとても理解しやすいです。基調講演が8:30からで朝早めの時間でしたのでホテル内でゆっくりしながら見ることができたのもよかったです。
英語苦手の方におすすめのセッション
英語苦手な方におすすめのセッションは、「Workshop」です。
セッションは講演者の方がスライドを写しながら話すスタイルが多く、英語苦手な人にとってはスライドのイラストなどからしか情報を得ることができません。(英語の字幕が出るセッションもありますので、多少ラグはありますが英語聞くのは苦手だけど読めるという方にはおすすめです。)
Workshopの形式のセッションでは、はじめWorkshopで扱うAWSサービスなどの説明がありますがその後は共有される手順書をもとに実際に手を動かします。
手順書はブランチの翻訳機能で日本語に変換できるので手順を理解しながら進めることができます。実践的に学びたい方にはWorkshopは特におすすめです。
一方で、エラーが出てしまった際やわからない所を聞くには英語が必要となります。
Workshopは特におすすめではあるのですが、他の形式のセッションでも言葉を理解できずとも知らないことをたくさん学ぶことができましたので英語がわからなくても興味のある技術やAWSサービスのセッションにも参加できると良いと思います!
終了したセッションをYoutubeでみる
セッションが終了してからになりますが、下記のYoutubeチャンネルにてセッションが公開されています。
こちらであれば、日本語の字幕を表示してみることができますので見逃したセッションは見直したいセッションなどはこちらから確認することができます。
https://www.youtube.com/@AWSEventsChannel/
さいごに
英語に自信が無く不安はありましたが、AWS re:Inventをとても楽しむことができました!
英語がわかるほうがより理解できることは多いかと思いますが技術的な刺激や学びを多く得ることができました。
個人的には特に新サービスのS3 Tablesやmetadataが気になっています!
ここまでご覧いただきありがとうございました。