WindowsサーバのEC2をzabbixで監視する

目次
こんにちは。
クラウドビルダーズのRyojiです。
Windowsサーバで古いzabbixエージェントを使用していたので、
それをアンインストールしzabbix2エージェントを導入するという機会がありましたので、
今回のブログではその手順を簡単にまとめていきたいと思います。
ちなみに、Windowsサーバは監視対象としてzabbixのエージェントをインストールすることはできますが、zabbixサーバとしては利用はできません。
今回の内容もWindowsサーバをzabbixで監視するという内容になりますので念の為ご認識頂ければと思います。
※RHEL9のEC2にzabbixサーバを導入する手順を以前書いたので、
よければ読んでいただければ幸いです。
zabbixエージェントのインストール
まずWindowsサーバへ接続して任意のブラウザから、下記zabbixの公式ページを開いてください。
こちらのページからダウンロードをしていきます。
今回は下記の「Zabbix agent 2 v6.0.17」をダウンロードしました。

ダウンロードしたインストーラーを実行してください。
まず下記画面で「Next」を押してください。

次に、下記のような同意画面が表示されますので、チェックを入れ「Next」を押してください。

次の画面も「Next」を押して進めていきます。

次に下記を入力して「Next」を押してください。
- Host name:監視対象のホスト名
- Zabbix serber IP/DNS:zabbixサーバのIPアドレス
- Agent listen port:10050 ※デフォルトのままでよい
- Server or Proxy for active checks:zabbixサーバのIPアドレス
- Enable PSKにチェックを入れる

次に下記を入力してください。
- Pre-shared key identity:監視対象のホスト名
- Pre-shared key value:暗号化キーの値を入力してください
※この値はzabbixサーバ上でホストを登録するときに使用します

最後に「Install」を押してインストールを実行してください。

インストールが完了したら「finish」を押して終了してください。
※C:\Program Files\Zabbix Agent 2 に各種ファイルが入っているので、何か設定変更などが必要な際は、こちらの中のconfファイルなどを適時変更してください。
zabbixエージェントの起動
エージェントがインストールできたら、
Windowsのサービスから「Zabbix Agent2」の「開始」をクリックして起動してください。

以上で、Windowsサーバへのzabbixエージェントのインストールは完了となります。
後は、Zabbix サーバ側で監視対象のホストを作成し監視を進めていただければと思います。
まとめ
今回はWindowsサーバへのzabbixエージェントの導入手順をまとめてみました。
様々な監視ツールが世に溢れていてなかなか手にする機会は少ないかもしれませんが、
どなたかのお役に立てれば幸いです。